★ 少し塗装のことを書きました♪ ★
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塗装のことを少し…..まずはこの輝きを見てください
綺麗でしょう～ 深みがある鏡面仕上げです
まずデザイン画
ですね これをもとに塗装の工程を考え
下地をしっかり仕上げます 柄を綺麗に描くためにＤＮＡを全体に施します ほとんど消えてしまうのですが
柄に深みを出す為には仕方がありません
このＤＮＡの上から柄の部分を デザイン画を参考にマスキング(マスキングだけで8時間掛かります)します 全体のグリーンのベースカラーになるガンメタを吹きエアブラシでシャドーを入れクリヤーで押さえます ガンメタから押さえクリヤーまで5時間 そしていったん乾燥させます マスキングを剥ぎパターンのアウトラインを入れるのですが このままではガンメタとの境界に段差とバリがあるのでサンディングしてバリにナイフをいれて均します そしてその部分にホワイトでアウトラインを入れます この作業に8時間 そしてまたまた乾燥 全体にキャンディーグリーンを深みが出るまでコートを重ねいったん乾燥させ それから塗りわけの段差を消す為クリヤーコートを何層も重ねていきます この作業に9時間以上かかります そして乾燥！
そしてダブルアクションサンダーで段を落としてから細目でサンダーの目を消していきます タンク一個で1時間30分以上かかります それから最終クリヤーを何重かに吹き またまた乾燥….
ポリッシュの前に塗り肌調整です 極細目ペーパー(オレンジのやつ)で全体をカット 超極細目ペーパー(黒いやつ)でペーパー目をつぶしていきます この作業も相当時間が掛かります その作業が終わればいよいよポリッシュ作業でフィニッシュとなります これにも相当時間掛かります ここに書いた以外にも 塗装の乾燥後は常にペーパー研ぎ、脱脂作業、その他諸々の下準備にかなり時間を割きます 単色塗りの数倍も……
こんな地道な作業の積み重ねがこのような光沢に変わるのです
外の駐車場で携帯電話のカメラで写しているのですが看板の映り込みがわかっていただけますか？ 写りこみのラインが真っ直ぐでしょう～
作業工程を減らすとこのラインがムラムラに波打つ
のですよ 直線が真っ直ぐ写る…こだわりかもしれません 
私の尊敬する塗装の師匠…Ｔ社長にはいつもいつも頭が下がる思いです 私の無理難題なデザイン画を具現化してくれます いくらデザインを思い描いてもこうやって地道な作業をしていただき形にしていただかないと意味がない… 『塗装は命』と言っても過言ではありません 今回も素晴らしいものに仕上げていただきました 本当に感謝しております ありがとうございます
皆様も塗装に思いを込めてみてはいかがですか？ 世界で一つだけのきっと素晴らしいものになりますよ
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TRIJYA Custom Motorcycles 刻美 KOKUBI
